マンション VS 賃貸 VS 戸建て
今回は、永遠のテーマである(?)
衣・食・住の「住」として何が良いのか?
それぞれのメリット・デメリットを踏まえて検討しましょう!
マンションvs戸建て
例えば、マンションと⼾建てを同じ5000万円で購入した場合、
⽣涯の単純な住居費(試算:50年)として、
マンションは1億2564万円ほど、⼾建ては8964万円となり、
約3600万円ほどマンションの⽅が高くなります。
これは、マンションには維持管理費や駐⾞場代、
共益費が住宅ローンと別にかなり費用がかかるためです。
さらに、古くなったマンションは維持管理費用が高騰するため、
売却⾦額はかなり安くなります。
住宅ローン⽀払いが終わったあとも維持管理費用、
駐⾞場代などは毎⽉2〜5万円程度住む間はかかり続けるため、
その物件の購入者側はローン+維持管理費用が⽉額かかり、
結果として、売却⾦額が安くなり、また非常に売りづらくなります。
一方、⼾建ての場合は、
土地はそのままで建物の建て替えができたり、
売却の際でも土地の価格は維持されることが
多いという点で⼤きな差になります。
賃貸 vs 戸建て
今度は、⼾建てと賃貸で⽐べさせていただくと、
⽣涯住居費は近い⾦額になりますが、
賃貸の⽀払いの先は⼤家さんの財産とはなり、
ご自身の財産・資産にはなりません。
これに対して、⼾建ては住宅ローンを払い終えた後は
土地や建物は自身の財産となるため、
売却をしたり、お子様に譲ったりという選択肢ができます。
売却の場合は住宅ローンの残債額と、
この売却額の差額がそのまま本⼈の資産となります。
(例:ローン残債500万円ー売却額2500万円=差額利益2000万円)
賃貸に住んでいても結局⽀払い額は同じで、財産にはならないですが、
⼾建ての場合は⽼後の資産として活用することができます。
購入タイミングから比較する!
あとは購入タイミングとして大切なのは「家賃」です。
例えば、月々の家賃が10万円とした場合に、
3年後に家を購入すると考えます。
そうすると、年間で120万円、3年間で360万円の⽀払いとなります。
逆に、3年間で住宅購入のための頭⾦の貯⾦を
毎⽉3万円したとすると、
年間で36万円、3年で108万円貯まります。
仮にその108万円を住宅購入の頭⾦に充てた場合と、
3年待たずにフルで住宅ローンを組んだ場合で考えると、
ローンの利息削減効果は約20万円しかないです。
(※変動金利約0.5~0.8程で計算)
計算上ですが、家賃3年分360万円分を
そのまま住宅ローンに充てられると考えた場合、
ローンの利息削減効果は3年前に購入した⽅が⼤きくなります。
支払い年齢で比較する!
もう⼀つ、お⾦のことを考えた際に重要になってくるのは、
「最終ローン⽀払い年齢」です。
例えば、30歳で35年ローンで組んだ場合は、
65歳にはローンは完済し、
住居費はほとんどかからなくなります。
しかし、35歳で35年ローンで組んだ場合、
70歳までローンを⽀払うことになります。
⼀般的な定年は65歳ですので、
65歳からの5年間はなんとかして⽀払うことになります。
おそらくメインは年金が頼りかと思いますが、
年⾦が少なくなってきている現状では、
とても厳しい状況と言えるでしょう。
まとめ
もちろん、利便性や生活スタイルを踏まえて、
最も⼤事なのはご自身にとって、
良いタイミングで考えることが⼀番⼤事なので、
絶対ではないですが、以下の項目が、
「住」について考える大切な要素だと思います。
■トータルの支払総額
■売却の可能性と、し易さ
■利息削減の効果や幅
■家賃の無駄と最終⽀払い年齢
家づくり(住み処探し)で悩まない人はいないです!
そのため、しっかりと考えて頂けるよう
いつでもご相談お待ちしております。
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