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ひと工夫で『吹抜け』を攻略!

2024-02-16

イメージと違う吹抜けにならないように

 

皆さんも1度は吹抜けがあるお家、憧れた事ありませんか?

ただ、吹抜けを作るにしても、その利用目的やメリット、デメリットを

しっかりと決めておかないと

想像と違うものになってしまうことがあります。

そこで今回は、利用目的やメリット、デメリットをお伝えします。

 

利用目的を決める!

 

吹抜けを作る際には、まずは自分の中で目的を考えるようにしましょう。

例えば、『玄関に自然な光をより多く取り入れたい』 『LDKを広く開放的にしたい』

など、設置する場所とその目的を明確にしておくと、

家づくりの時に困らないです。

 

吹抜けのメリット

 

1.視覚的に空間が広く感じる

2.冬でも採光ができる

3.コミュニケーションがとりやすい

4.縦方向への換気ができる

5.デザイン性が上がる

 

視覚的に空間が広く感じる

 

1階と2階の空間を吹抜けを繋ぐことで、天井が高くなり空間が広くなります。

「敷地が狭いけれど、解放感が欲しい」という方も、吹き抜けを設けることで

空間を広く演出できます。

 

冬でも採光ができる

 

吹抜け部分に窓を設けることで、自然光を1階まで取り入れることができます。

太陽の高さが低いため、暗くなりがちな冬でも明るさを確保できるため、

1年中陽射しの明るい家を作れます。

1階部分だけだと、時間によっては陽射しを取り入れにくい場合がありますが、

吹抜けがあると時間に限らず採光を取り入れやすいです。

 

コミュニケーションが取りやすい

 

吹抜けとコミュニケーションは一見関連がないように思えますが、

1階と2階とで空間が繋がっていることで、

階をまたいだコミュニケーションが取れます。

例えば、2階の部屋で過ごしている家族に、ご飯の用意ができたことを

キッチンやリビングから声をかけることができます。

 

縦方向の換気ができる

 

吹抜けによって窓の高低差ができ、自然換気が生まれます。

もっとも吹抜けを設ける際にシーリングファンを付ける方も少なくありません。

シーリングファンを取り付けることによって、より換気効率が良くなります。

ここでは、家づくりでどのような換気システムを取り入れるかが大切になります。

それはまた別の記事をご参照ください。

 

デザイン性が上がる

 

吹抜けのあるお家は、一気におしゃれな雰囲気になります。

SNS等でよく見る”おしゃれハウス”には必ずといって良いほど、吹抜けがあります。

空間内に立体感が生まれることで、一味違った空間演出が可能です。

 

こだわりの照明器具や窓などを取り付ければ、おしゃれなインテリア空間が仕上がります。

上から眺めるも良し、下から見上げるも良し。少し違う楽しみ方ができます。

 

吹抜けのデメリット

 

1.スペースが狭くなる

2.耐震強度が弱くなりやすい

3.音が響きやすい

4.臭いが家全体に広がりやすい

5.手入れが難しい

 

スペースが狭くなる

 

吹抜けは2階のスペースを削り、その分の空間を使います

そのため、「2階の部屋は多いほうがいいなぁ」という方には少し不向きかもしれません。

 

耐震強度が弱くなりやすい

 

吹抜けは2階の床がない分、どうしても耐震強度が弱くなりやすいです。

また、吹抜けのあるお家は、大きな窓を取り付けるデザインが多いため

その分台風などの自然災害への対策も必要です。

 

 

音が響きやすい

 

吹抜けで多く聞く悩みが「音」についてです。

間取りなどによりますが、空間が空いている以上、

リビングの話し声やテレビの音が家中に広がります。

今は「物音など気にしない」と思っていても、親と子の生活時間帯は子供が成長するにつれ

変わっていき、プライバシーの面で問題になる可能性もあります。

 

臭いが家全体に広がりやすい

 

メリットに換気のことを挙げていますが、

その逆で、臭いや煙のことを考えるとデメリットにもなります。

キッチン付近に吹抜けを設けると、間取りで工夫をしないと料理の臭いが広がりやすいです。

室内干しをする場合、洗濯物に臭いがついてしまう可能性もあり、

吹抜け付近は控えて頂くのが良いかもしれません。

もっとも、プランニング次第ではうまく避けることも可能です(^^)

 

手入れが難しい

 

間取りの打合せや建築工事中は気づかないことが多いですが、

実際の吹抜け部分のお手入れ(掃除など)は難しいです。

どうしても、自分の手では届きづらい窓やシーリングファンなどのお手入れが大変です。

高所で危険が伴うので、脚立の準備や専門業者に依頼をして掃除をする必要があります。

 

まとめ

 

吹抜けは、デザイン性やおしゃれな空間演出憧れますが、

換気効率や音問題の対策をしっかり行い、

吹抜けのある理想のマイホームライフをお送りください!

 

KR.designでは吹抜のある家づくりが得意です。

今回のメリット・デメリットもしっかり解説しながら、

夢を叶える家づくりを一緒にしていきましょう!

 

→KR.designの「吹抜け」のある施工事例はコチラから

 

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